TW3miniのビルドガイド

TW3miniのビルドガイドですが、そこまで組み立てる部分はないので簡単にご紹介です。

組み立てについて

組み立てはスイッチを取り付けてキーキャップを取り付けるだけです。

紫側の方はホットスワップソケットなので、はんだ付け不要で取り付けます。下側に取り付ける場合ははんだ付けをする場合にご利用ください。

はんだ付けをする場合は後ろのねじ2か所を外します。

裏側のねじ

あとはピンをはんだ付けしてください。

ピンの部分をハンダ付けする前(他製品の基板です)
はんだ付け後(他製品の基板です)

はんだ付けの方法は他のサイトを参照するのが一番早いですが簡単に。はんだごてを温めたらピンと基板のパターン(シルバーの部分)の両方にはんだごてをあてて両方を温めます。あてる時間は、一般的なはんだごてだと3秒程度くらいならちょうどいいと思います。そのあと糸はんだを流します。これを繰り返してスイッチを取り付けていきます。

注意点ですが、ケースや他の部品にはんだごてが当たらないようにしてください。ケースは溶け、部品は壊れてしまう可能性があります。

はんだごてはメーカー製でも安価なものがあるのですが、自作キーボードをしばらくする場合は、以下のような温度調整はんだごてを買うことをお勧めします。温度は350℃あたりなら鉛フリーでも普通のはんだでも使えるので、わからなければそれくらいの温度に設定しましょう。

小さなチップを付けるとなると、安価なはんだごては何かと使い勝手が悪いので多少値段がしても温度調整ができる国内メーカーのものがおすすめです。中華はんだごては安全性のほか、こて先などのメンテナンスや交換部品の入手性に難があるので、はんだごてに関しては多少投資しておくと今後の使い勝手的におすすめです。

はんだ付けが終わったら蓋をしてねじをしたら大丈夫です。

使い方

USB Type-Cケーブルで接続してください。

USB Type-Cケーブルで接続

キーマップの設定などはVialで設定を行うかQMKで作って自分で書き換えて使ってください。

Vial上ではTH3Kとして認識されるのでそちらを選んで接続してください。

Vialの設定については説明しません。触って直感的に理解できる部分もあれば説明を読まないとわからないものもあるかと思いますが、外部ツールではあるのでこの部分はサポートしません。

レポジトリについて

Vialレポジトリは以下です。この中のkeyboads/th3kがこのキーボードのものです。f103がqmkでビルドする場合に、viblフォルダはvial対応のコードです。

-GitHub-
https://github.com/T-H-Un/vial-qmk

Viblの改造レポジトリは以下においていますが、あくまでこれベースで専用のものを作っているだけなので、設定を合わせてビルドする必要はでます。

-GitHub-
https://github.com/T-H-Un/vibl

改造しているブートローダーについてはこちら。

出荷時に書き込んでいるファームウェア(バイナリファイル)は以下にあります。

-Google Drive-
https://drive.google.com/file/d/1_IzVap8BhmKhRQM2s6CpqaK357JQJjIU/view?usp=sharing

ボタンやスルーホールについて

ピンやボタンについて

シルクには特に書いていないので注意してください。

ケースについて

以下においています。

-Google Drive-
https://drive.google.com/file/d/1IYVAHIGq5XEl_sxURmGNcCevGxx3BFtB/view?usp=sharing

なお、同梱するものは明るい緑色のケースなのと、3Dプリンタの都合で多少はでっぱりなどが出てしまっている部分があります。品質の問題ではありますが、此方の3Dプリンタの都合となりますので、気になる方は上記データより個人で出力するようにしてください。

以上です。お読みいただきありがとうございました。

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