MOONのライトはいいぞ。METEOR VOLTEXとMETEOR STORM PRO所有者の戯言

MOONというメーカーをご存じでしょうか。日本では主にライトを販売しているメーカーで値段の割には性能がいいということでライト界隈では有名ですね。私もそのコスパにひかれてMOONのライトをいくつか持っています。ロードバイク用としてブルべやロングライドなんかでも使用して、かれこれ2年ぐらい使っているので、そのレビューというかここがMOONのライトはここがいいっていうメーカーでくくった総評を書いておこうと思います。

ちなみに私が自転車屋に勤めているますのでこれだけは最初に書いておきますが、公平に記事は書いています。CATEYEとサイクルベースあさひさんが紹介で出てきますが、肩入れしているとかありません。むしろ自転車屋目線で厳しめに評価はしています。

目次

MOONとの出会い

これはブルべに出る1年ぐらい前の話になります。私は初めてのロングライドにあたって装備をしっかりしなきゃなーなんて思っていました。サイコン、ライト、パンク修理系キット、輪行袋等々欲しいもの必要なものがたくさんありました。

サイコンはLEZYNEのMEGA XL GPSにしても3万円ぐらいはするし、ライトはできれば安めのがいいかなーなんて思ってもいました。ですが、ネットの先人たちのアドバイスによると暗くて買いなおすのはもったいないとか、安物買っても後悔するだけなんて言う意見もちらほら。

私自身は今となっては老練なローディほどでないにしろそこそこ経験値があるので、結果的同じような意見を持っていますが、やはり最初は他人の意見なんて疑心暗鬼で信じられません。ですが身近にそういう人がいるとやはり信じようかなとなるのもので、私の知り合いにも夜通し走るようなロングライドや北海道ツーリングなど経験値豊富な先輩方が口を酸っぱくしていってきました。「とりあえずいいの買っとけば後悔しないぞ」とね。

さていいの買っとけって具体的には?って聞くと大体の人がCATEYEって答えてました。さすがに日本のメーカー、信頼が厚い。ですが見てみると結構いい値段です。VOLT1700は2万円近くしています。夜通し走るとなるとさらに交換バッテリーもいるとなると色々揃えたら3万円普通に超えちゃうようね…と思っていました。できればCATEYEじゃないメーカーで安くていいのはないかなと思い始めたのがこのころでした。

ある日インターネットでブルべの先人達の走行記録や日記を読んでいると、バッテリーが切れて困ったときにモバイルバッテリーで充電しながら走れたらいいのになんて書いてあって、CATEYEの製品は充電しながら使えないという事実をここで知りました。防水の観点からみてもしょうがないよねとは思っていました。しかし、ここで点灯しながらモバイルバッテリーで充電出来るのが欲しいと思い始めました。そして調べていてついにMOONというメーカーに出会いました。

MOONってどんなメーカー?

MOONは1996年にOEM企業としてできた企業らしいです。ただ公式サイトにはどこの国メーカーとは書いていなかったです。ちなみに日本では明るさの割に安いというコスパで比較的有名だったらしいですね。ライトマニアの皆さんも明るさや性能、値段が優れているので一目置くようなメーカーとのこと。

ちなみにここ何年か前には日本には正規代理店(問屋)がなかったので並行輸入品を買うか、個人輸入で入手するかのどちらかだったのですが、ここ最近は日本に正規代理店が存在しています。おかげ入手が簡単になりました。「サイクルベースあさひ」さんが総代理店を務めて販売してくれているので、MOONのライトを買おうと思う場合はサイクルベースあさひさんの店頭に出向くと購入することができます。お店に行ったら実際MOONのライトが店頭で販売されていました。ハイエンドライトは置いていませんでしたが取り寄せはできるとのこと。

悩んだ後に買ったMOON METEOR STORM PRO
古いモデルなので現行モデルとデザインや機能が少し違います。

メーカー製のいいものを少しでも安く買いたかった身としては店頭で安心して買うことができるのは大きいです。しかも自転車業界じゃ最大手のサイクルベースあさひさんが扱ってくれてるので補修部品なども充実しています。これはMOONのライトに決めるしかない!と、心に決めてどのライトを買おうか悩み始めました。

サイクルベースあさひが気に入らない?

あとはサイクルベースあさひというチェーン店があんまりよくない印象をお持ちの方もいるかもしれませんが、私はアルバイトとしてですが自転車屋に勤めている身としてはそうは思わないです

やはりチェーン店になると人によって腕や対応に差が出るのは仕方のないことだと思っています。整備ミスは当然あってはならないですが、そうもいかないのが人間です。それについてもしもあなたが怒るというなら「あなたは一度もミスをしたことがないんですか?」って聞きたいものです。危険なミスであれば怒りたくなるのも無理ないと思いますが、無事なら穏便にすませてあげるのが一番私たちもありがたいですし、みんなが幸せです。怒ったりしたところでそのミスがなくなるわけでもないですしね。大体は危険なミスであればあるほど整備した本人なんか気にしてますし、反省しています。

他にはよくない対応をされたなんてこともあるのかもしれませんが、自転車屋にも責任があってやれることやれないことがあったりします。パンクでご来店されてタイヤやチューブを交換するかどうかも後々クレームなどが入らないように、どんなことでも最善を尽くしています。クレームにならないように最善を尽くしていると言っても過言ではないぐらいなんですよね。

最近の世の中おかしな客も多いもので、例えばタイヤのケーシング見えるくらいすり減っているからタイヤ交換したほうがいいと言ってもチューブの穴をふさいで対応しろ口うるさくいうのでそうしたら、翌日やってきてまたパンクしたふざけるなとか言い出す人だっています。ケーシングが見えないしろタイヤが薄くなっていて同じようなクレームを入れてくる人だっています。しかもそんなクレームじみたことを最近は平然とネットに書き込んだりする人がいる世の中です。

そんな世知辛い世の中になったせいで慎重すぎるぐらいの対応をするせいになったせいで、逆に要らないところまで交換されたみたいな言われ方をすることが出てきたわけです。昔の話を聞いたりすると不便だったかもしれないけれど人がいい時代だったんだなーって思ったりします。一定数おかしな人もいたんでしょうが最近は少数派が異常すぎるくらい声が大きいですしその人らに振り回されていますからね。

長くなってしまいましたが私はそんなこともあってサイクルベースあさひさんを利用することにはなんら抵抗はないので私はMOONのライトは取り扱っているお店も含めて安心できると言い切っておきます。

MOONのライトはここがいい!

  • (ものによるけど)安い
  • 明るい
  • 明るさの調節機能VLSがある
  • 充電しながら点灯できる。
  • IPX5程度の防水ライトが多い(もちろん製品によります)
  • バッテリーが交換できる。
  • オプションアイテムや補修部品が充実している。

箇条書きにしてみましたが結構いいところがあります。

安いのは私が自転車屋に勤めていて社販で買えるのもありますが、それを差し引いても安いです。VOLT1700相当のものだとそれより3000円ぐらい安い。しかもヘルメットブラケットだったりリモートスイッチなど付属品も充実しています。

そして値段のわりに明るいです。しっかりレンズで集光しているので配光にも問題はないです。逆に明るすぎて困るから一つ明るさを落とすと暗いなんてこともあったりするものですが、ルーメン調整機能のVLSが備わっているので自分に合った明るさを設定することが可能です。

私が一番重視したのはやはりこの充電しながら点灯できることです。いざ電池切れになったときにモバイルバッテリーで充電できるのは心強いです。しかもこれでもたすかるのに、バッテリーの交換も可能です。ちなみに充電ポートにはゴムのキャップというかカバーがしてあります。USBケーブルが付属しているのですが、雨の日にも充電しながら使えるように専用の形状をした防水USBケーブルがついていて雨の日にも充電しながら使うことができます。リモートスイッチもUSBケーブルの接続ですが同様に防水機構を備えています。これはよく考えられてますね…。ちなみに端子の周囲が専用の形状になっていますが、普通のmicroUSB-Bケーブルで充電ができます。

METEOR VOLTEXの付属品の防水充電ケーブルと防水リモートスイッチケーブル先端が充電口にしっかりはまるような形

そしてオプションや補修部品が充実しています。ブラケットも別売りがあるので複数の自転車で使うこともできますし、台座壊れたときにライトを買いなおさなくて大丈夫です。値段も数百円と高くないです。バッテリーも別売りされています。容量も選択できるみたいです。MOONのサイトを見たらびっくりするような小物もあるので良ければ以下のページを見に行ってみてください。個人的にはGoProのマウントにライトをつけられるマウントがいいなと思っています。

https://moon-sports.jp/product.html#tab-accessory

ここに書いていないことでいうと、本体がアルミのものが多く丈夫です。CATEYEの廉価グレードなどはプラスチックボディだったりしますが、MOONはUSB充電式のものはアルミボディですね。なので壊れるとすると内部の故障がほとんどになると思います。CATEYEのVOLT200って台座のほうが壊れるよりも裏にある引っ掛けるツメが折れてしまったりすることがあるのですが、MOONのライトは構造的にそういうことは起こりづらいと考えられます。なのでライトが壊れるときは光らなくなるときか光りっぱなしになるときだと思います。本体のつくりも評価するうえでは大事なポイントです。

本当にこれだけ機能やアクセサリが充実してて安いときたら本当にいうことなしです。

ここまでいいことばかり紹介してきましたが、デメリットはあるのかを見ていこうと思います。

デメリットは…?

これに関しては特にこれというのが今のところないのですが、しいて言うなら、耐久性が不明な点でしょうか。しかし、2年も使って大雨の日にも結構走っていてこれ以上何か耐久性に期待することやレビューすることもないかと思うのです。

ただ、ここ2年ほど使った私の経験としてはロードバイク用ライトとして何も不満なく使えています。大雨の日に走ったことも多いですが、故障もなく普通に使えています。電池もちも悪いと思ったことがないです。特にMETEOR STORM PROに関してはバッテリーも大きいので電池もちが良くてびっくりしているくらいです。点灯しながら充電も問題ないです。

ちなみにキャットアイのライトも明るいものだったらあったと思うのですが、本体が熱くなると自動で明るさを下げてオーバーヒートを防止する機能も備わっているので不安定だったということもないです。真夏でも走りながらなら本体がアルミニウムケースなのもあってヒートシンクの役割をしてオーバーヒートなんかしたことがありません。定点でずっと放置してみたらオーバーヒート防止機能が働いたので、よほどライトをつけっぱなしにして動かさないとかしなければオーバーヒートすることはないと思います。

あと気になることでいうと防水レベルですが、これはなんとも言い難いです。IPX5って水に沈めるレベルだときついはずなので完全に防水かと言われるとなんとも言えないですが、大雨の中走って問題なかったので気にすることではないと思っています。CATEYEはこういう防水レベルみたいなのを表記していないので一応雨の走っても問題ない防水性能ですとは言っているみたいです。レベルを表記しないというのはそれはそれで不安ですが、水に濡れたらすぐ壊れたみたいな悪い評判を聞かないので気にする必要はないでしょう。

そうそう、今思い出しましたがレビューが少ないのもデメリットとも言えますね。私的には何個かライト使って問題なかったわけですが、もっとたくさんの人が使うと違う視点での見方や不具合が見えてくることもありますから。統計とか取ったら故障率が高いとかあったりするのでしょうかね。私が使う分には問題がないのでそうではないと思ってはいますが笑

まとめ

個人的には2年ほど使っていて問題が起きていないので最高のライトメーカーですね。いいところはまとめた通りです。付属品や補修部品も充実しているので違う自転車にブラケットを取り付けたいとか壊してしまったなんてときにも少ない金額で済むメーカというのはいいものです。CATEYEは値段さえ気にしなければいいメーカーですが、何がいいのかってやはり補修部品の多さやサポートの良さにあると思います。その良さをMOONのライトは日本に正規代理店が存在するようになってからやっと発揮できるようになったと思っています。これからもMOONのライト買っていくと思います。あさひさんが正規代理店をやめないで欲しいですね。ほかの代理店がやっているとお店経由で相談で時間がかかったりするのが常ですが、チェーン店の店頭で気軽に相談できるっていうのも案外いいことですからね。

以上でこの記事はおしまいです。お読みいただきありがとうございました。

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