動き出したブループロトコル。上げすぎたハードルと思うところ

ブループロトコルがやっと動きましたね。前回のネットワークテストから2年が過ぎました。開発中止だの言っていましたがやっと公式が声明を発表しました。

今回のライブ放送で発表されたことを目玉だけ大雑把にまとめるとこんな感じ。

  • 来春サービス開始
  • 1月にネットワークテスト(5万人+当選者招待枠5万人)
  • 12月にブルプロ通信(公式生放送)#6を放送予定
  • 改善点の紹介

このようになっていました。

この放送を見て思い思いの感想を持たれると思うのですが、私は比較的ネガティブに近いイメージかと思いました。もちろんサービス開始時期のお知らせをしてくれたのは大変嬉しいことだとは思います。

何がネガティブだったのかという話ですが、運営が2年以上音沙汰がない状態になった割に発表内容が薄かったなという印象だったことですね。ここまで待たせてサービス開始時期のアナウンスが無いというのもおかしな話なので、サービス開始時期のアナウンスは驚くような内容でもありません。

MMOである以上アップデートも含めて継続的に開発を続けていく必要があるわけで、そうなると重要になるのが開発速度ですね。

前回のネットワークテストのときにも思ってはいたのですが、CBTの際にネットワーク周りにエラーやバグが多くその改善を図るために再度テストを行った形だったのがネットワークテスト。この段階でどこまで検討していたのかは不明ですが、CBT時とクライアント側の構成は殆ど変わらない状態でサーバー側の変更をメインで行いそれで要した時間が半年。

そしてここから2年待っての新情報が上記リストの分ですね。

正直、改善内容に対して遅いというのが正直なところです。この開発速度だと、おそらくアップデートにも期待はできないと捉えられるのも無理はないと思いますし、実際に私もそう思います。

改善内容も見た限りでは2年の時間を要すとは思えない内容ばかりで、私と同じように今回の内容にはがっかりしているという方も多いのではないでしょうか。

「期待するべき」というよりは、ここでダメであれば…と思わざるを得ないのが次回のブルプロ通信の内容。予告の仕方からするに新コンテンツの発表だと思うのですが、これが大した内容でなければ正直かなり雲行は怪しいと思っています。出だしが良くてもすぐ飽きられて消える未来が見えます。

さらに、2年も待たせているため期待のハードルはかなり高く、自らクオリティアップのために時間をかけたというニュアンスのことを言っているため、自らハードルを上げに行っているわけです。

2年に見合う、それ以上のシステムを紹介できればこのゲームは国内のMMOで大勝利を収める可能性は十分にあると思いますが、無ければ悲惨な末路が待っていると思います。

現段階では開発状況を酷評していますが、評価は盲目にならず中立であったほうが良いと思っています。盲目になってしまうとゲームが腐るからです。他方を見ていると信者が何でもかんでもいいぞいいぞと言い続けて消えていったゲームなんて数がしれません。

私が愛したBNOのゲームの「ガンオン」も同じでした。ユーザーの声をしっかり拾わず、無い開発力でどうしようもない状態にしたのは紛れもなく開発のヘッドロックと、その舵を切っていたBNOでしょう。

そのBNOがガンオンをサービス終了して新しくサービス開始するのがブループロトコル。そういう認識が私には少なからずあります。ガンオンも当初のバランスやシステムは比較的良かったと思います。ですが、下手な調整とユーザーの要望したシステム面の改善すらできない開発だったためにユーザーは減り続けサービス終了まで行ったと感じています。

今回のブループロトコルの発表もそれに近いものを少し感じました。違うなと思ったのはこれは実装しましたと言い切っていたものが多かったことです。それは純粋に良いことだと思いますが、まだサービスも始まっていない状態でその改善で2年?と思わざるを得ない部分も多いのも事実。

この不安が杞憂に終わるのか、やはりBNOだったね、となってしまうのかは次のブルプロ通信にかかっていると思います。これだけだ出し惜しんだのだからそれ相応の成果を見して欲しいと思っています。

でもそのさらに次のネットワークテストでまた不具合があったら延期するのかなーとか色々考えもしますが、個人的には結構後がないところまで来てしまったのかなと感じます。もし失敗して延期なんてなればきっと色々ダメだった証明になってしまうでしょうし、私個人としても上手く行って明るい未来を見せて欲しいと思っています。

次のテスト当たりますように。

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