Linux用join_logo_scpのロゴデータを用意する簡単な方法:Windows版でもOK

Linuxでjoin_logo_scpをwineなしでネイティブで使えるようになったのは以前に紹介した通りなのですが、ロゴデータは各自用意してくださいねとしていました。タイトルを見るといかにもLinux用は別にロゴデータ用意しないといけないように書いているかのように見えますが、別にそういうわけではありません。ロゴデータファイル「.lgd」の拡張子のファイルであればLinuxで読めます。「.lgd2」は使えません。あと残念ながらLinuxだけではロゴファイルを作成できないので(私が知らないだけかもしれませんが)、Windowsのマシンを必要とします。マシンのスペックは問いませんが、低スペックPCだと作業時間が長くなります。

Linuxでのjoin_logo_scp環境構築は以下のページでしています。ちなみにARM環境オンリーで解説していますが、x86系のシステムでも動かせます。ページに書いてるARM専用手順をこなさないで必要ソフトウェアをコンパイルだけしていればx86系システムでもできるはずですが、試していないので解説はしません。x86の場合は作者さんのGitHubにDockerイメージがあったと思うのでそちらを利用すれば一番早いとは思います。

ARM環境限定の記事です。

では始めていきます。

目次

この記事の投稿理由

この記事の目的はWindowsでも、Linux用でもどっちでも使える「.lgd」拡張子のロゴファイルを用意する方法について書きます。というのも、「AviUtlの透過プラグインを使って~」とかすごく古い記事が多いんですね。

私自身の経験ですが、「まあできればなんでもいいか」と思って、AviUtlをしぶしぶ入れて生成してみようと思ったのですが、どこか設定を間違えていたのか、それともバージョン違いなのかエラーが出てうまくロゴデータを得られませんでした。最近ロゴが変わったテレビ局もあるので、何とかならないかなと探しまわっているとすごく簡単な方法を見つけました。面倒な設定も何もいらず少し確認作業をしてリネームをするだけでロゴデータを取得できます。しかもGUI上でできるのですごく気楽です。

でも誰も記事にしていないので、やはりこういうのは掲載しておくと誰かの役に立つかと思うので投稿することにしました。なぜ誰も掲載しないのかは不思議ですが、まだまだDTVの勢いはあると思うので、2020年版ということで、ロゴデータの作成方法を更新していきます。これでエンコードがはかどります。

では前置きが長くなってしまいましたが方法を説明していきます。

方法

まず冒頭でもふれたようにWindowsを使います。参考までに作業に用いた私のPCの環境は以下になっています。

  • Windows 10 Pro 1909
  • AMD Ryzen 9 3900X
  • AMD Radeon RX570

先に示しておきますが、ロゴファイルが使えることを確認したLinuxの環境は以下になります。

  • Raspberry Pi 4 Model B
  • Raspbian 32bit
  • NASに録画された録画ファイル
  • ロゴデータは本体に保存

この手のCMカットをしている方はご存じかと思いますが「Amatsukaze」を使います。お持ちの方はそのまま使ってください。「Amatsukaze」を検索してnekopanda氏のGitHubからダウンロードして使用できる環境にしてください。セットアップに関しては作者様のページをご参照ください。

今回は著作権が絡む可能性があるので、画像をほとんど使わないで説明しますが、ご了承ください。

以下の手順は、今まで「Amatsukaze」を使ったことがない人向けになっています。つあったことがあったり、すでにロゴデータ生成を行っていてエンコードができる状態であれば以下の手順をスキップしてください。わざわざ再度ロゴ解析をする必要はありません

Amatsukazuを初めて使う場合

では「Amatsukaze」を起動させて、使える状態にしてください。そしてロゴデータを取得したい動画ファイルを読み込ませてください。そしてエンコードを始めてしまっていたら、いったん右クリックで「キャンセル」を押していったん停止させて下さい。そして右クリック「ロゴ生成」というのを押すと、動画の画面が表示されると思います。「ロゴ解析」ウィンドウの下の方で動画の位置を調整して、ロゴがわかりやすい部分でマウスをドラッグしてロゴが表示されるエリアを選択したら、左上の「ロゴスキャン開始」を選択。

ここまでが今まで使ったことがない人向けの手順で、ここからは使ったことがある人でも必要な手順です。

全員が実行する必要がある手順

次に、メインのウィンドウから「チャンネル設定」タブを選択して、必要なチャンネルを選択するとロゴデータが表示され、その画面が右にスクロールできるようになっていると思うので、スクロールして以下のが画像の表示を探してください。

この3行目の「SID161-1.lgd」というのが必要になります。この名前はチャンネルによって変わります。この「SID161-1.lgd」というのはファイル名で、Amatsukazeのフォルダ内の「logo」フォルダ内に格納されています。この「SID161-1.lgd」が今回欲しかったロゴデータファイルになっているので、それをコピーしてリネームするなりして使える形にしましょう。

このリネームするファイル名は設定によってまちまちなので各自の録画ソフトの設定を参照してください。Linuxのjoin_logo_scpは録画ファイル名に含まれる放送局の名前と一致するロゴデータがあればそれを採用してロゴ消しを行ってくれます。決してTSファイルの内部の情報を見ているわけではないので注意してください。また、もしも録画ファイル名に放送局の名前が含まれない場合は、Linuxのjoin_logo_scpフォルダの「logo」フォルダ内にあるすべての「.lgd」ファイルを入力する仕様になっていることがわかったので、適当な名前でも入れておけば使えるには使えます。ただし処理速度はかなり落ちている感じがしましたのでおすすめはしません。

この上記の手順をロゴデータが欲しいチャンネル分することで欲しいロゴデータが全て得られます。

まとめと感想

AviUtlを使うよりはるかに簡単でした。今回は説明を省いていますが、Amatsukazeのインストールがすごく簡単なんですよね。実際やってみたらそう思っていただけると思います。AviUtlだと色々プラグインいれてとか、設定がすごく面倒なのですがこの設定の部分が簡単になったおかげでロゴデータが簡単に作成できるようになったわけです。私はこの方法おかげでロゴデータの作成に苦心する毎日から解放されました。これで皆さんも面倒なロゴデータ作成から解放されますよ!

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