1mmのスルーホール用のテストワイヤーを自作してみた。動作チェック用の端子を利用したい

最近は自作キーボードの基板作製に精を出しており、色々試行錯誤しています。キーボードの作製にあたって、逐一スイッチを全部はんだ付けして、それからテストなんてしていると効率が悪いのは当然ではあります。

なので、毎度はんだ付けをせずにチェックできたらいいなという想いがあるのですが、そういった部品がないかをひとまず検索してみると、見つけたのはバナナプラグとやら。

これは4mm用と2mm用が一般的に流通しているようですが、1mmというサイズはありませんでした。そのため、これは使えません。それ以外に探すと、ピッタリの製品を発見それが、サンハヤト製のスルーホール用テストワイヤーとやらです。いまいちいいタイトルが浮かばなかったので、この名前を借りてこの記事のタイトルにもしています。

これがテストワイヤーなわけですが、地味に800円程度するという製品です。電子部品が1個数十円の世界でワイヤー10本で800円か…と考えざるを得ませんでした(個人の感想です)。

というわけで、今後使うのであれば、これを買ってみても良かったのですが、とりあえずはこの場凌ぎで使えたら良いので、何とか別の手段がないかと考えました。というか、試作のためにあれやこれや部品を買い続けていると費用が嵩んでくるので、数百円でもケチりたいというのが一番の理由です。

というわけで、1mmのスルーホールに適合するワイヤーを自作してみようと思います。いものがないかを周りを探してみます。

無難なところでいうとバネを使えないか試してみました。ペンとかに入っている押しばねを使いました。使えなくなったペンをただ捨てるだけではなく有効活用していきます。

ばね

ばねをぶった切ってまげてみました。結果的には上手く作るのが難しいため、諦めました。バネが固いのと、曲げてしまうとただの針金のようになってしまい、殆どバネ感がないため、加工しやすい金属の針金で同じことをした方がよいという結論に至りました。

加工しやすい金属ということで、針金も検討したのですが、私の手元にあるものが、直径0.5mm程度のもののため、曲げすぎて折れることが頻発するのと、上手く穴にはまらないため、こちらも不採用になりました。クリップも同様の感触だったので、不採用となりました。

最後は最も手軽で使いやすかったので最終的に採用したホッチキスの針です。

一番お手軽、採用

こちらをとりあえず1mmのスルーホールに突き刺してみます。

ぴったり

ぴったり刺さりました。使い続ければ緩くはなると思いますが、数回使う程度や、テスト程度ならその程度の耐久性で十分だと思うので、問題なしです。そもそも、ホッチキスの針は1000本で100円レベルで超安価なので、何も気にせず改造や試作にも使えるので、多少耐久性がなくても、サイズが合わなくても色々できてしまうのが良いですね。数を作ればワイヤーが無くなりますが、それくらいは良しとしましょう。

少し気を付けたいのが、ホッチキスの針を空打ちで作るときに押し付けすぎると、最初の写真の一番右のように針が潰れすぎてしまいます。左の三つが適正なサイズ(に近い)ですが、右だと潰れすぎて以下の写真のようにゆるゆるになってしまいます。

潰れすぎたホッチキスの針だとゆるゆる。

なので適当な加減で針を用意します。ここら辺は慣れれば簡単に用意できます。先ほども書いた通り超安価なので満足するものができるまで空打ちを続けても良いでしょう。針は柔らかく素手でも曲げれるのでサイズを調整しても良いです。とりあえず穴に合うものを用意しましょう。

後は適当なワイヤーをいくつか用意します。

適当なワイヤーを用意

これに適当にはんだ付けすればテスト用ワイヤーの完成です。もう片方の端はご自身の用途に合わせてワイヤーを作製すればOKです。

試作テストワイヤー

これをUSBシリアル変換したうえでSTM32F103のスケッチを書き込むのに使用しましたが、問題なく使用できました。ホッチキスの針程度の質でもシリアル通信であれば問題ないことが確認できました。簡単な信号を見るには十分なワイヤーが自作できたと思います。

正直たった数百円なので、こんなことをしないでも、サンハヤト製のスルーホール用テストワイヤーを買う方が確実ですし、品質や耐久性で見ても間違いはないと思うので、ケチらないのであれば、そちらを買うのがおすすめです。

というわけで、1mmのスルーホール用テストワイヤーを自作したという話でした。

以上です。お読みいただきありがとうございました。

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カテゴリー: 雑記

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