Raspberry Piでwebサーバ(WordPress)を自作!利点や費用など。2020年版

みなさまいかかがおすごしでしょうか。タイトル通りRaspberry Piを使ってwebサーバを作ろうという話になっています。なぜこのRaspberry Piで作ることになったのかの経緯、その中で得られたメリットや費用の紹介を行いつつ、手順もまとめているのでこのサイトでWordPressサーバの立ち上げはできるようにしています。ただし、それぞれの手順のページはある程度初心者の方のために回りくどい言い方になっている部分もあるので、その辺りはご容赦いただけると幸いです。では紹介をしていきます。

目次

そもそもブログを始めるに至った経緯

webサーバを立てる前にブログをはじめようと思うきっかけがあったはずです。それについて少し書いておきます。動機も人それぞれでしょう。この経緯を書く上で私がどんな人物かというのは簡単に書いておいたほうが話も分かりやすいと思うので書いておきます。

私は割とものづくりや、何かをいじるというのが好きな性格です。あとは物事を始めたら終わるまで相当こだわってやるタイプでどんな方法を使ってで完遂したいタイプです。Raspberry Piで何かを作るようなプログラミングであったり、運動系の趣味としてスポーツ自転車に乗っていて、さらにはその自転車を改造とかするのが好きです。

私の簡単な自己紹介はこれぐらいにしておきます。こういった趣味や趣向品の情報というのは思いのほか少なかったりすることって多いと思います。私の場合だと、プログラミングしててこんなエラーが出たとか、自転車だったらこの規格の部品ってつけれるのかなとか。私の自己紹介の中できっかけとなったのはこの「物事を始めたら終わるまで相当こだわってやるタイプでどんな方法を使ってで完遂したいタイプ」というのが関係あります。

実は調べて、聞いて、実践してみて大体やりたかったことの結論は何かの形で得ることができているんです。でもその結果とかの情報がどこにもないことが多いんです。本でも、ネットでもです。この情報を発信したいなと思ったことが私のブログをはじめようと思ったきっかけです。あとは自分が困ったときにもしかしたら解決策を知っている人がいるかもしれない、その人と交流ができるかもというのも理由になっています。

以下でははなぜwebサーバを立てることになったのかということについて書いていきます。

ブログを始めるにはいくつかの方法があるが…

ブログを始めるだけならいくつかの方法があります。

  • 無料ブログサービス
  • 無料レンタルサーバを利用
  • 有料レンタルサーバやVPSなどを利用
  • 自宅にwebサーバを立てる

この中でなぜ「自宅にwebサーバを立てる」を選んだのかですが各種サービスにはメリットや、デメリットがあります。

項目無料ブログ無料レンタルサーバ有料レンタルサーバやVPS自宅サーバ
費用無料無料有料(高め)有料(低め)
安定性x
独自ドメインx△(一部サービスで可)
メンテナンス性x
セキュリティ
初期費用なしなしものによるあり

必要な情報はこれぐらいでしょうか。ここに出ないこととしては、無料ブログや無料レンタルサーバはいつか突然とサービスを終えてしまい、使えなくなってしまう可能性が常にあります。無料が有料になることもあり得ます。有料サーバはそういうことはありません。

有料のサーバは値段もい色々ですが、月額200円ぐらいから借りれるものもあるみたいです。ただし、安定性などを求めると、もう少しいいのを借りたいので1000円ぐらいのがいいかとは思います。ここまで出すとドメイン取得費用はなくしてくれたりするとこもありますね。ですが維持費がかかるとかっていうところもおおいです。

メンテナンス性は、手元にあればそれが一番なのでそこは自宅サーバが一番ですね。ただしセキュリティの設定などはしっかりしておかないといけないので要注意です。初期費用に目をつぶれるなら維持費が低いので自宅サーバはいい選択だとおもいます。

有料サーバは初期費用がかかるものもありますが、維持費が高いのは少し気になります。それ以外は基本的にメンテナンスもあまり気にしないでいいし、セキュリティも安心なので高くてもいいやというなら単純にブログを書きたいってだけなら、有料サーバのほうがいいと思います。1年間サーバ運用するなら合計で自宅サーバのほうが安いケースが多いかもしれません。

自宅サーバは経験として、勉強としてプライスレスなところもありますし、どうせサーバを立てたらドメイン契約の都合もあって1年間は続けるだろうということで最も後々のコストで安くできそうな自宅サーバを立てることに決めました。万が一ニッチなことしか書いていない当ブログが大人気で性能が追いつかなくなっても最悪高性能な有料レンタルサーバに乗り換えることができるのも大きいです。

あとは広告などでお小遣いが欲しいって方もいると思うのですが、そういう方には独自ドメインが使えないのは非常に大きいので無料サービスは使わないほうがいいので、結局有料レンタルサーバか、自宅サーバのどちらかになります。

なぜ自宅にwebサーバをRaspberry Piで立てるのか

多分この記事にたどり着いた方はこういうことも知りたいかなということで紹介します。

先ほどの自己紹介にあったようにものづくりやコンピュータで何かいじるのが好きなので、せっかくブログをやるならそのwebサーバを自分で何とかできないかなというのが始まりです。とはwebサーバを立てたことがなかったというのと、立てるとネットワークや機器などについて一層理解が深められるので、自分への勉強などにもつながるので、一石二鳥かなというのもあります。

しかし、webサーバを自宅に立てるのであれば、気にしなければならないことがいくつかあります。それが以下の事項です。

  • 電気代
  • 熱、ファンの音など生活に関係すること
  • 回線
  • 維持費
  • 初期投資費用
  • セキュリティ

簡単にざっと説明すると、電気代はやはり自宅で動かすのであれば電気代は維持費の一種ですが一番考えなければならないことでしょう。もしすごく高性能なサーバにして月額2000円とかかかるようならなにかしらレンタルサーバを借りたほうがいいとなりますしね。ちなみに概算になりますが、Raspberry Piの電気代は月60~100円程度です。USB機器に何をつなげているとかどれだけ処理しているかでも変わってくるので固定された値段にはなりませんが、安いことだけは間違いありません。

熱、ファンの音などは普段あまり気にしないかもしれませんが非常に大切な要素だと思います。サーバを安定稼働させるには熱に対策をしないといけませんし、ネットワークにも安定してつながる位置にないといけないので、大体の場合は割とリビングであったり普段いる個室であったりそういうところに置くことになってしまう場合が多いです。そういったときに、webサーバは24時間動かし続けるものなので寝るときにファンの音がずっとしていたらすごく気になります。あと温風がずっと出ているのは夏場とかあまりうれしくないですしね。Raspberry Piならファンなしで行けますし、小さいので置き場所にも困りません。

回線は大体の方が持っていると思いますが、自宅にグローバルIPが割り当てられている必要が(基本的には)あったりします。あとはプランによってはサーバを立てるのは禁止としている通信事業者もあるのでそういうったとことろも確認しないといけません。我が家はそこらへんは気にしないで大丈夫な環境でした。読者の皆様も確認は必須です。

維持費。電気代以外にもドメインというURLに表示されてる文字列を設定して1年1回維持費が必要です。そのほかにも、使うものにもよりますが、microSDカードを使用する場合は耐久性の問題もあるので1年か2年に1回交換しないと不安です。壊れるまで使うのもよくないので保守として交換ですね。費用的にはドメインはどんなものによるかはわかりませんが、私の設定している.comのドメインで、「お名前.com」だと年間1280円なので、月額108円程度です。これにRaspberry Piの電気代80ほどを足せば大体200円もあれば維持できる。安ければ安いほどいいですが、コーヒー1杯我慢すればいい程度なのでとてもいい感じです。結局のところ、自宅サーバだと電気代が維持費のほとんどになるので、結局のところ電気代が一番大切な要素になってくるといったところです。

初期投資費用。1万円ぐらいはかかることが多いです。通販のサイトで調べたら全部セットのもので、1万3000円ぐらいでした。とはいえセットものは買っても使わないものがあったりするのでバラバラで購入したほうがいいとは思いますが、それでも1万円ぐらいはかかる計算でした。ほとんどの方の場合はここが一番気になると思いますが、私は使っていないRaspbery Pi 3B+も持っていたので実質初期投資0円です。

セキュリティ。自宅サーバだとネックになります。しっかりしてないと攻撃の踏み台にされたり、不正アクセスで情報が抜かれる可能性もあるのでしっかり設定、対策をしなければなりません。Raspberry Piは汎用コンピュータなのでそこら辺の設定は結構細かく設定できますのできっちりしておけばだいぶ安心はできますが、安全とはどうしてもいいきれませんね。

長々と書きましたが、電気代など維持費が安い、勉強になる、ファンなしで大丈夫ということで、セキュリティのリスクを許容しつつRaspberry Piをでサーバを立てることにしました。もしも普通のパソコンをサーバにすると、大きいから置き場所に困る、ファンの音が気になる、電気代高いとあまりいいことはありません。この3点が許容できるなら、使っていないノートパソコンなんかで立てるというのも選択肢に入ります。ですが、ここではRaspberry Piを使ってというのがテーマなのでこの話題しか取り扱いません。

WordPressを使うことにした理由

WordPressは誰でも簡単に記事を書けて、直感的にブログをかけるような無料ソフトだと思ってください。CMSなんて言い方をしますが今回は置いておきます。

WordPressを使おうと思った理由は記事を書くだけでよいというところです。意味が分からないという方が多いと思いますが、WordPressを使わないで普通に書くことを考えると、HTMLという記述の方式に合わせて書かないといけないので、今皆さんが読んでいるこの記事を書くのにすごく時間や手間がかかるんです。例えば改行をするだけなのに「Enterキー」を押すだけではできないんですよ。「<br>」っていう改行コードを書いてあげないといけなかったり、すごく面倒なんです。

なのでWordPressに代表されるCMSというものを使わないと、記事を書く以外に労力を割きすぎることになりやすいんです。昔にそういったことを少ししたことがあるので、こんな思いをしたくないと思ったからです。

それ以外にもWordPressはメジャーなツールなのとWordPressで書いたほうがいろんな人が読んでくれやすいらしい(ここら辺のことはよく存じ上げないので別途検索していただければ助かります。)ので今回はこのWordPressというものを使うことにします。

ではここらでいったん長々書いたメリットなどをまとめておきましょう。

結局のところの費用やメリットは?

簡単にまとめます。以下Raspberry Piを用いたときの費用を置いておきます。比較にVPSなどの有料レンタルサーバについても書き記しておきます。

Raspberry Piの場合

  • 維持費:月額200円程度
  • 初期費用:11,000円程度

有料レンタルサーバ

  • 維持費:月額1000円程度(ものによる)
  • 初期費用:ものによるがなしのものが多い

Raspberry Piか有料サーバを用いるメリットをリストにします。

Raspberry Pi

  • 維持費が安い
  • 勉強になる
  • もしwebサーバをして使わなくなっても別の使い方ができる
  • 手元においておけるのでメンテナンス性も高い

有料サーバ

  • 回線、処理速度などが非常に安定している。
  • 初期費用がいらないものが多くお試し感覚でできる

デメリットも同様に書いておきます。

Raspberry Pi

  • 初期費用が高い
  • セキュリティは気にしないといけない

有料レンタルサーバ

  • 維持費が高い
  • 手元にないのでメンテナンスや、設定に失敗したときどうしようもなくなる可能性がある
  • サーバの障害などが発生した際に影響を受ける

簡単に書けばこんな感じになっています。

Rapsberry Piでwebサーバを立てるときの手順

順番に実行していけば大丈夫です。公開webサーバにするのであれば、全部の工程をしてください。試験環境が作りたいい、とりあえず実験などでローカル環境を構築する場合は工程3までをすれば大丈夫です。

全ての関連記事を全て置いておきます。

しっかり手順通りにやればできますので、頑張ってwebあサーバを立ててみましょう。この記事はこれで終わりです。お疲れ様でした。

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