アウトランクの魔改造の記事で、思いの外色んなことをしたので、それをまとめるページを作ることにしました。あと「アウトランク 改造」とか、「ミニベロ 魔改造」でたどり着く人が結構いるみたいなので。
アウトランクのコンセプトはより使いやすく、より軽く、より安価にをコンセプトに作ってきました。その結果やったことがざっくりと以下のようになりました。フレームを加工する等の安全性が大幅に低下することはしていません。
- 内装変速を取り付け
- ハンドル周りの軽量化
- クランクの交換
- シートポスト&サドルの交換
- その他実用性カスタマイズ
上記の内容を分割していくつかの記事にしたので、これをまとめておきます。
まず初めに、規格なども後半にまとめてある、アウトランク本体のレビュー記事です。筆者からすると茶番感あふれるページです。改造したい人は後半の部分をみるとざっくりと改造に必要な規格が書いてあるのでそちらをご覧ください。
内装変速取付&クランク交換のドライブトレイン周りは以下の3つの記事です。おおまかに車輪組、組付け確認、クランク交換とチェーン張りで実装状態へ、という3つに分かれています。一番の魔改造部分です。これだけで使用感と満足度は相当高くなりました。
しかし、内装変速を取り付けると重量が800g近く増えるので、正直重くはなっています。 そこで、ここからは順当にパーツ重量を計測しながら、軽量化を図っていきます。
まず、重量も重く乗り心地にも影響するシートポストとサドルを軽量化することにしました。その記事は以下になります。
それ以外に大きく軽量化が狙えるのはハンドル周りだろうということで、ハンドルまわりを変えて大幅な軽量化を目指しました。そのハンドル周りの軽量化は以下の記事です。
これで大幅に軽量化できる部分はしたことになるので、あとは、小さな軽量化しか残らないのが痛いところで、ここから先軽量化を進めていこうと思うと、コストの割に合わないような自転車になってしまいかねないので、とりあえずの改造はこれぐらいにしておくことにします。気が向いたら少しずつやっていくような感じにしようと思っています。
まだ軽量化の余地がないのかというとそうでもなくて、例えば、タイヤをDAHON K3に使うようなタイヤにすると、前後で下手したら500g弱ぐらいは軽くなりそうなんですよね。安価なのはこういった部分でコストカットがあるからでしょう。なので、ここらへんをDAHON K3用のものにしてあげるだけでも軽量化はできます。裏を返せば、DAHON K3とはここで大きく差がついているということですね。
ひとまずここまでの重量まとめのページも作りました。簡単におすすすめ部品紹介もしています。
フレームの素性は3万円前後の自転車(旧アウトランクは29,980、LOG アウトランクは32,980円)としては破格の性能だと思います。「走り」の評価は、私自身が胸を張って言えるほど評論家ではないので適当にはなってしまいますが、良いと思います。車体がアルミで軽量なのと、折りたたみ機構がない分フレームの剛性は高いのでしょう。現にギア比が6以上になるような組み付けを行ってもそれに応えてくれる走りができますからね。
DAHON K3は折り畳み機構もありますし、一概には比較できないものとはいえ、10万円そこらの自転車を引き合いに出しても恥ずかしくないという意味で非常に良いものだと思います。しかも改造で遊べるなんて自転車好きにはたまらない1台だと思いました。
これからも改造して何か記事にすることがあればここにも追記していきます。
自分は、シートポスト、サドル交換、クランク47T、折りたたみペダル程度の改造ですけど、大変タメになりました。
(近々カーボンハンドルとKCNCグリップも届きます)
詳しい説明ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
ニッチな車種の話ですが、お役に立つことがあったのであれば幸いです。